自家栽培の梨を高級ジュースに。農家が見つけた6次化の第一歩

梨

ジュース化の目的・依頼のきっかけ

茨城県の商工会のご紹介で知りました。

自分の農地で生産している梨を、もっと多くの方に知ってもらい、販路を広げたいという思いから、6次化商品の制作を検討していました。いくつかの加工方法を考える中で、まずは多くの人にイメージしやすい「梨ジュース」から始めてみようと決めました。

シエスタに依頼した理由

他社では少量生産に対応していなかったり、試作段階でも高額な費用がかかるなど、なかなか製品化まで進めにくい状況でした。

その点、シエスタさんは少量からでも柔軟に対応してくださり、試作を経ずに実際の製造に進むことができました。

また、工房長が研究熱心で多くの実績を持っていたため、味や品質のイメージも具体的に共有でき、安心してお任せすることができました。

作った製品

完成したのは、180mlと720mlの瓶入りの梨ジュースです。梨は冷凍保存すると品質が落ちてしまうため、収穫シーズン中に数回に分けて生の梨を工房へ持ち込み、その都度搾汁していただきました。

元々水分量が多く、みずみずしい梨を使っているため、仕上がったジュースは自然な甘みとすっきりした後味が特徴のストレートジュースとなりました。

工房長が栄養士の資格を持っておられるので、栄養成分表示の作成までサポートいただけたのも大変助かりました。

お客さまの反応

完成したジュースは高級ホテルなどでも取り扱われるようになり、販売先からも「農家の顔が見える安心感がある」と高い評価をいただいています。お酒が飲めない方にも喜ばれる味わいで、ギフト用としても人気があり、販売するとすぐに売り切れてしまうほどの好評ぶりです。

また、ふるさと納税の返礼品としても出品し、自分の農場で採れた梨の味を全国のお客様に届けられるようになったことを、とても嬉しく感じています。

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この記事を書いた人

ちいさなジュース工房シエスタ 編集部

栃木県の工房から、全国の農家様や地域の生産者様に寄り添う「ちいさなジュース工房シエスタ」。編集部では、果実加工に関するお役立ち情報や取り組み事例、ものづくりの裏側、販路づくりのヒントなど、現場に根ざしたリアルな情報を発信しています。

一人ひとりの「届けたい思い」に応えるパートナーとして、ジュースづくりを通じた価値創出に日々取り組んでいます。