年間300本製造のいちごミルクの素。道の駅益子で完売を続ける人気商品の秘密

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「自社でも”あの味”を作りたい」から始まった取り組み

話題になっていた「いちごミルクの素」を参考に、自社でもオリジナル商品を作りたいという思いから開発を始めました。

いちご約60kgと砂糖のみを使用し、添加物を使わず自然な味わいを引き出すことを目標に。牛乳で割るだけで楽しめる濃縮タイプとして、品質の安定と仕込みの効率化を重視しました。

シンプルな素材を生かす製法づくり

いちごと砂糖だけを使い、原料の処理から瓶詰めまでを自社工房内で一貫して行いました

提携農家さんから仕入れたいちごは冷凍で保管し、必要な分だけを解凍して商品を製造することで年間を通して安定した供給を実現しています。

「余計なものを加えず、いちご本来の味わいと粒感がいいですね」とスタッフの声もありました。

いちごと砂糖だけで仕上げた、濃厚なミルクの素

完成したのは、牛乳で5倍に割って飲む「いちごミルクの素」。190g瓶で年間300本を製造しました。

果肉の食感と溶けやすさのバランスを工夫して製造することで、牛乳と割ってもとろりとした口当たりと、すっきりとした甘さのバランスが心地よく、誰でも飲みやすい味に仕上がりました。

道の駅で完売、次の季節への手応え

道の駅益子に300本を出荷したところ、短期間で完売。想定以上の反応を得て、翌年の増産計画も進行中です。

冷凍原料を活用した仕込み体制により、販売状況に合わせて柔軟に生産を調整できるようになりました。季節を問わず届けられる地域ブランドとして、次の展開が期待されています。

まずは少量の試作から、果実そのものの魅力を活かす商品づくりを始めてみませんか。

かんたん30秒でお問い合わせ可能!

この記事を書いた人

ちいさなジュース工房シエスタ 編集部

栃木県の工房から、全国の農家様や地域の生産者様に寄り添う「ちいさなジュース工房シエスタ」。編集部では、果実加工に関するお役立ち情報や取り組み事例、ものづくりの裏側、販路づくりのヒントなど、現場に根ざしたリアルな情報を発信しています。

一人ひとりの「届けたい思い」に応えるパートナーとして、ジュースづくりを通じた価値創出に日々取り組んでいます。