規格外ぶどうを価値ある商品に。少量から始められるジュース化で実現した6次産業化

ぶどう畑

ジュース化の目的・依頼のきっかけ

県の6次化サポートセンターからのご紹介でご相談いただきました。

熟し過ぎや外観キズなど、流通に向かないぶどうをこれまで廃棄していましたが、商品化してSDGs(食品ロス削減)につなげたいというのが最大の目的でした。

大切に育てた果物を「捨てる」のではなく、「価値のある一本」にするためにジュース化を選択されました。

シエスタに依頼した理由

他社では500kg以上のロットでないと対応できないケースが多い中、シエスタは少量からでも柔軟に対応できる点を評価いただきました。

また、当日に原料をお持ち込みいただければ、そのままご自身の農場のフルーツだけで搾汁し、当日中にジュースをお持ち帰りいただけるスピード感と柔軟性も高く評価いただきました。

作った製品

製品は500ml瓶と1.5Lパックの2種類を製造しました。

1回の搾汁では原料約100kgを処理し、約60Lのジュースを製造。年間では5回ほど仕込みを行い、合計で約500kgをジュース化しています。

ぶどうは冷凍保管ができるため、シーズン外でも計画的に製品化できるのが大きな利点です。

お客さまの反応

元々糖度の高いぶどうを使ったため、甘みがしっかりと感じられるぶどうジュースに仕上がりました。

500ml瓶はぶどう狩りに来られたお客さまに販売したところ、日持ちする手土産として好評でした。

また、敷地内のキッチンカーではパック入りを提供し、こちらも多くの方に喜ばれたと伺っています。

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この記事を書いた人

ちいさなジュース工房シエスタ 編集部

栃木県の工房から、全国の農家様や地域の生産者様に寄り添う「ちいさなジュース工房シエスタ」。編集部では、果実加工に関するお役立ち情報や取り組み事例、ものづくりの裏側、販路づくりのヒントなど、現場に根ざしたリアルな情報を発信しています。

一人ひとりの「届けたい思い」に応えるパートナーとして、ジュースづくりを通じた価値創出に日々取り組んでいます。